『あ。そうなんですか?ふふ。お優しい方ですね?』




『おや。そんなことを言われたのは初めてだ』





んん?




この声は・・・







「黒瀬!?」




『おや。お嬢様が来たようです。ではまた・・・』




誰だろう。




此処の執事さんかな?








『あら。可愛い女の子。フランス人形みたいに・・・ほほっ』





『お嬢様。こちらお坊ちゃんのお世話係の』



『ヤエといいます。見れば見るほど可愛い・・・ふふっ』





はぁ・・・。