『俺も鬼じゃないからね。一人で撮れなんて言わないよ』 まさか、一緒に写ってくれるって言うの・・・? そんな人、初めて会ったんだけど・・・。 『あ、嫌だったらいいんだよ?落書きとかも、俺書かないしっ・・・』 「いいよ。しよ?」 少し高めの男の袖を引っ張る。 『お待たせ~~っ。炭酸ジュースでよかった?あれ?』 「うん。ありがとう」 『何、今から何すんの?』