ガチャリ
少年が扉を閉める。
部屋は個室でベッド、デスク、ソファーがある
ソファーに腰を下ろそうとしたとき
誰かが呼ぶ声がした
『刀禰君!着替えもって来たよ』
『ありがとうございます 都河さん』
刀禰と呼ばれた少年は
お辞儀をして着替えを受け取る
一方都河はにっこり笑顔でドアを閉めた
汚れた服から新しいジャンパーに着替える
『今日はもう遅いから
早く眠るんだよー』
ドア越しに声が聞こえた。
鎖のネックレスをはずし
ベッドにもぐる
『明日の・・相手は
実力二位・・・か』
そう呟いたあと、静かに眠りについた。