「じゃ、短い間、ありがとうございました。」

「えっ!ちょっと、待って!!」

光一君は柵にまたがった。

ヤバい。マジだ!!

「待って!!本当に待って!!」

あたしは、立ち上がり、急いで光一君の所へ走った。

でも、

「お元気で。ほな、さいなら~。」

光一君は柵から手を放した。






「待ってっ!!行かないでーーー!!!!」

ガバッ


ん?ここどこ?

んん?布団?あたし寝てたの?

「んんっ?てことは、さっきのは夢?」