ゴソゴソ筆箱をあさって
不良くんが取り出したのはカッター。



何、もしかして

『オレ様と話したんだから会話料寄越せ』

みたいな!?



怖いよ不良くん!
この短時間内の私の和みを返せっ




「何頭抱えてんの?ほら、これやるよ。」




そろそろ顔を上げると、
目の前には小さな消しゴム。