『…遥、
貴方に出会った時からセカイが輝いてたわ。
見たことない場所へ行った。
誰かに触れた。
久しぶりに皆といる楽しさを知った。
貴方を好きになった。
沢山迷惑かけたね。
かなしいこともあった。
でも、辛い事も良いことも、全部全部。
遥と一緒なら…嬉しかった…!
忘れないで。
あの海の景色も
あの丘で私が言った言葉も
私がいた事も
声が出なくなったことも
貴方が1人じゃないことも。
…泣かないで。
星愛と晴樹と一緒に顔をあげて前を向いて。
私も側に、遥の心の中できっと会えるから。
ありがと。
愛してる。
…またね。』
「…うん…うん。
ありがとう。
またな...』
…大丈夫、もう泣かないから。
辛い事があっても大丈夫。
…さよならじゃなくて、またな。
きっと会えるから…
いくらでも…お前を好きになる。