「…あんたの下らねぇ『約束』のせいで星羅は人間不審だったんだ。

人との間に最初壁を作ってた。



しかも高校を卒業してもたまに言ってたんだよ。

『ごめんね…ごめんね』って。

寝てる時とか、倒れた時に。」


「…俺だって!

…辛かったっ…!


星羅にパシリをさせた事、
変な約束作っちまった事、

…傷つけた事…


全部が全部、痛かった…!

誰かにたまに惹かれそうになるたびに星羅の顔が思い浮かんでは消えて…

謝りたくても、謝れなかった…




…遅かった…っ!」