騒いで遊んで夕方。
夕日がキレイに輝いてる中、帰りのバスに乗り込んだ。
行きとは違って帰りはかなり空いてる。
「笑花先輩楽しかった?」
「すっごい楽しかったよ!…連れてきてくれてありがとう」
「あんなに楽しんでくれてる笑花先輩見てたら連れてきてよかったーって思った」
「子供っぽいでしょ?あたし」
「そこがまたかわいい」
あたしの手をぎゅっと握ってくれる蒼空くんの温もりに安心して睡魔がっ…!
ヤバい…寝ちゃいそー………
そんなウトウトしてると、蒼空くんに引き寄せられて肩にコテンと倒れてしまった。
「寝ていいよ。着いたら起こすから」
「んっ…」
蒼空くんはあたしをドキドキさせたり、優しくしたりするだけじゃなくて安心させてくれるんだね。
蒼空くんの隣は、びっくりするほど安心するよ…。