はぁ~…とため息をつきながらサラは口を拭く。
「で?後輩くんとの遊びじゃん。緊張するってことは意識してんでしょ?」
「意識してないよ…してる訳ない。うん、してない」
「ガッツリ意識してるし。笑花ってかわいいとこあるよねー!たまにっ!」
「失礼なっ!いつもかわいいわ!」
「あっそう。なら自信持ちな」
サラなりの言葉で背中を押された気がした。
自信持ちな、か………。
頑張ってみようかな?
「あの後輩くんなら楽しませてくれるって」
「そうだよね?」
「大丈夫、大丈夫!あたしなんていっつも男に逃げられるけど凹まないしっ」
「少し凹みなよー!」
「ちょっ、笑花めっちゃ失礼!」
ストローを噛みながらあたしの背中をポンポン叩く。
蒼空くんとの遊び楽しんで来よう!!