しばらくの沈黙が続くと、桜音があっ!と高い声を出す。
「出てきましたよ!……琥珀くん…カッコイイこと思いつきますね」
「ちっ、ちげーよ!店員に進められただけ!」
「ちょっと照れます…けど!やっぱり琥珀くん大好きです♪大大大好き!」
「足痛いからっ、ダイブ禁止!」
「そんなこと言わないで下さい!」
「うっ!」
ベッドに寝る俺に思いっきりダイブで抱きつく桜音。
真っ白な頬をピンクに染めて、俺にすり寄る。
だから俺もぎゅっと抱き返した。
「ほんとに大好きです………」
「俺も~…」
token of love
意味は愛の印。
近い将来結婚して、いい家族作って…
俺がよぼよぼのじいちゃんになるまで、ずーっと側にいてほしいから……。
そんな言葉だけじゃ伝わんない思いをキスに預ける。
桜音がいて最高に幸せ。
琥珀&桜音…*☆END☆*…