いつも俺に元気くれる桜音に何かお返ししたい。


ほんとは昨日プレゼントあげるつもりだったけど病院だったし……。


今日あげるしかない!


真夜中、俺の部屋のベッドで桜音とゴロゴロする。


足は固定されたまま動かないのが残念!!


「琥珀くん!そろそろ私眠たいんですけど……」

「まだ寝かせないに決まってんじゃん!昨日一緒にいれなかった分の埋め合わせ」

「確かに寂しかったし……もうちょっと起きてます」

「なんならヤる?もちろん、桜音が上!」

「バカじゃないんですか!?はっ、早くケガ治して下さい!」


動揺してかわいいなぁ~。


頭を撫でると気持ちよさそうに目を細める。


ネコかっ!


「なぁ桜音?」

「はい?」

「クリスマス何ほしい?」

「んー……琥珀くんといれれば何もいらないです。本当ですよ?」

「かわいいねー桜音ちゃん」


今度は桜音が俺の髪に触れた。


触れられたら柄にもなくドキッとする。