カフェへ入ると独特なコーヒーの匂いが鼻をくすぐる。


窓際の席には、茶髪のツインテールをした萌ちゃんが座っていた。


「萌ちゃん……?」

「あー!笑花さん!久しぶり~」

「久しぶりー……ってか、いきなりメール寄越してどしたの?」

「実は………相談したいことがあって」


深刻そうな顔をした萌ちゃんがゆっくり口を開いた。


「あのっ!恋の相談なんだけどっ…!」

「恋の相談!?……相談乗ってあげられるかなあたし…」

「本当に好きな人に告白しても信じてもらえない……」

「ふざけてるって思われてんじゃない?」

「やっぱりそう思う!?」


もしかして萌ちゃん自覚済み!?


だったら話しは早いけど……


話しを聞く内に分かったことは、日頃から好きって言い過ぎなことが判明!