ギャーギャー笑ちゃんが喚いてたら、勉強中の京にも悪いと思ったから大人しくパシリします。
「ったくなんで俺なんだよ~」
「行ってらっしゃ~い♪」
「暗いから気をつけてね」
上機嫌で俺を見送る笑ちゃんと、年上をパシリに使った京。
街灯で明るくなってる道を歩きながら、近所のコンビニへ行く。
ん……アレ?
向かいから黒髪ストレートのみたことある女…
「桜音ちゃん?」
「んっ……えっ!新井くん?」
偶然出会ってしまった。
これって笑ちゃんに感謝するべき!?
二人で一緒に何気なくコンビニへ入る。
笑ちゃんのコーヒー牛乳、京のオレンジジュース、俺も京と同じでいっか。
テキトーにお菓子を買って、パシリが悔しいから俺だけにアイス。
帰り一人で食ってやる!!