重たい物をマンションの部屋に入れて、片付け終わったのは夜7時。


近くのファミレスでご飯を食べてから、まだ段ボールが積まれてる部屋へと帰る。


「あ``ー!!疲れた~………サラちゃん、おいで?」

「誰がアンタの膝になんて乗るかバカ!」

「俺を癒せ桜音」

「えっ、えっとー…丁重にお断りします!」


みんなの疲労がマックス!


残りの片付けは明日になるかなぁ~。


この時間だと近所迷惑にもなるし。



「ねぇねぇ蒼空くん。ベッドとかどーする?」

「あー!それ最初に組み立てるべきだったね。ごめん!明日にしよ!」

「じゃあ、せめて布団だけでも出そっと」

「笑花ちゃんはもう休んでていいよ。俺一人で出せるし!」

「あたしはまだ動けます~」


段ボールから布団を引っ張り出して、布団のいい匂いに包まれる。


蒼空くんと寝たい………。