春の太陽があたし達を照らす。
涼ちゃんが奏真くんの知り合いから安くトラックを借りてくれたおかげで、低コストで引っ越しができる!
そして、手伝いで琥珀と涼ちゃんにサラ。
桜音ちゃんまで一緒に来てくれた。
「笑ちゃん!このタンスどこ置けばいい?」
「んーっと……それは蒼空くんに聞いて!」
「笑ちゃ~ん!サラちゃんと一緒にいたい!」
「それも後でね?」
琥珀、涼ちゃん、蒼空くんは基本的に力仕事。
あたし、サラ、桜音ちゃんはカーテンを付けたりインテリアにこだわる。
「笑花さーん!これはどこに置きましょうかね?」
「それはテレビの横にしよっかな!」
「はい!」
「笑花~皿入れちゃっていいか!?」
「お願い!」
みんなが手伝ってくれてるおかげで、何とか早く終わりそう!
蒼空くんとの同棲が楽しみでしょうがない。