かき氷を食べてからまた海で涼んで、夕方は砂浜を二人で散歩。


オレンジ色に染まった海辺を二人で歩いて、砂浜に足跡を残していく。


「笑花ちゃん。また来年も二人で海行きたいね?」

「うん!来年は蒼空くんも大学生だし、どっかお泊まりしよっか♪」

「それいい!で、数年後には家族が増えてて……子供と一緒に来たい」

「今よりもっと楽しくなりそうだね~」



あたしと蒼空くんの間に子供ができて、新しい家族と海………


理想だなぁ~そうゆうの!


「そうだ!来年は車で来よう!俺、免許取るわ」

「車!カッコいいじゃん!」

「もちろん助手席は笑花ちゃんだけのモノ」

「ん……嬉しい」


夕日に照らされながら、あたしと蒼空くんは触れるだけのキスをした。


来年も再来年も………


ずっとずっと一緒ね。