角度を変えて何回も降り注ぐキス。


もちろん、そのキスは唇にだけじゃなく首筋や鎖骨にまで。


「笑花ちゃん…いい?」

「ダメ!下に二人いるじゃん…」

「でも今気持ちがってたよね?」

「うっ!そ、それは~……」


今度は深いキスで口を塞がれて、蒼空くんはあたしの服に手をかける。


ヤバイ………蒼空くん本気だ…。


ガチャ…!


「うわあっ!お取り込み中失礼!ほら、サラちゃん行くよ!」

「あたし眠いんだけど…」


一歩手前であたしの部屋を開けた涼ちゃんとサラ。


「涼かなりタイミング悪い!悪すぎ!」

「か、鍵閉めるの忘れてたぁ~……」


こんなとこ見られるなんて恥ずかしすぎる!


ってか、蒼空くんとイチャイチャするのもいいけど受験勉強!!