お父さんと話してから、桜音の部屋に案内された。


想像通りのかわいらしい部屋。


天がい付きのピンクのベッドが桜音らしい。


「琥珀くん、やっと二人きりになれました」

「桜音ちゃんそれ誘ってる?かなりかわいいんだけど」

「さっ、誘ってませんよ!で、でも……美音と仲良くしてたのはちょっと…ヤダ……です」

「妬かせちゃったかぁ~…ごめん。おいで?」

「私の琥珀くんなのに!美音はとる気でした!」


半分いじけながら、俺の胸に飛び込んで来る。


あぁー……ほんとにかわいくて理性ヤバイ。


桜音を姫抱きしてベッドに降ろす。


「桜音……このまま大人しく俺に食べられてくんない?」

「今日だけです…。琥珀くんに食べられます」

「それでよし。やめてって言ってもやめねー」

「この部屋は防音なので大丈夫ですっ」


かなり積極的な桜音は珍しい。


自分から来るなんて………。


有り難くいっただっきまーす!