夜6時になると、別の部屋へ移動して一流シェフが作るディナー!


常にシェフがいるとかヤバすぎ!


「私、琥珀くんの隣に座りたいです」

「琥珀~聞いてくれよぉ…。まだ話しに続きがあって…」

「ダメ!いくら美音でも琥珀くんは私の!」

「好かれてるのねぇ~琥珀くん」

「嬉しいことに…」


俺の左隣に桜音が来て、真向かいに美音さん。


すると、一人の優しそうなおじさんが部屋に入って来た。


あ………もしかして……


「ただいま、みんな」

「あ、お帰り~」

「お帰りなさいお父さん。琥珀くん、私のお父さんです!」

「初めまして!桜音さんとお付き合いしてます…」

「桜音から話しは聞いてるよ。君が琥珀くんか…」


お父さんは低く優しい声で話す。


怒られてるわけじゃないのに、心臓がバクバクだ……。


緊張感ヤバイし!