料理が運ばれて来ると、桜音は幸せそうに笑いながらパスタを食べる。
食べてるとこもかわいいんだけど!
「すっごく美味しいですね~!」
「それはよかった。……そうだ」
渡すの忘れてた、桜音のクリスマスプレゼント。
「桜音にクリスマスプレゼント!」
「えっ!私にですか?ありがとうございます、琥珀くん!」
「開けてみー?」
「なんでしょうかね~………あっ、時計ですか!かわいい~♪」
桜音にあげたのはピンクの時計。
昨日急いで買いに行ってよかったぁー!!
早速、時計をつけて満足した表情の桜音はカバンをゴソゴソとあさり出す。
「琥珀くんにもクリスマスプレゼントあるんです!…受け取って下さいっ」
「まさか桜音からもらえるとは……ありがとな」
「喜んでもらえるかわからないんですが…」
大きさからしてアクセサリーか?