結局、別々でお風呂に入ることに。


こっちの方が心臓にいいし♪


あたしがお風呂から上がると、次に蒼空くんがお風呂へ。


クリスマスを彼氏と過ごせるってことが最高に幸せー!!


いっつも家に一人だったのに、こんなに楽しくて幸せなんだね。


しばらくの間、テレビをジーッと観ながら待ってると髪が半乾きの蒼空くんが。


「水も滴るイイ男っ!」

「笑花ちゃんに言われると照れるなぁ~。責任取ってよ?」

「うっ、え!?」

「暴れないでよー」


笑う蒼空くんとは別に、あたふたするあたし。


お姫様抱っこからのベッドってちょっと他のこと考えちゃうな……。


スエットじゃなくて、かわいいパジャマにした方がよかったかもっ!!


「笑花ちゃん…ほんと好きだよ…」

「あ、あたしも…好き……んんっ…」


いきなりされた苦しいキス。


苦しくて意地悪なのに、どこか優しい。