連なる高級レストランの一つのお店に、蒼空くんはあたしを連れて入る。


マジでか!蒼空くん!


どうしていいかわからない……。


とりあえず、蒼空くんから離れないでピッタリ一緒にいる。


席に着いて改めえ店内を見回すと、レトロな雰囲気がオシャレなお店。


これは高そう…。


「そっ、蒼空くん……これはちょっと、生意気し過ぎたんじゃない?」

「大丈夫だって!このお店、中学ん時の友達の親がやってる店だから。友達サービス的な?」

「そっか!なら安心したぁ~…。そんなにお金持ってないのにーって!」

「先輩に心配掛けるようなことしないからっ」


やっと和んだあたしと蒼空くんの元に、明るい茶髪が似合ってる男の子が来た。


琥珀と同じくらいチャラいな……。


「蒼空~おひさーっ!元気してた?」

「遥!お前帰ってたの?」

「冬休みくらい帰らせろっつーの」

「えっ、えっと~…」


蒼空くんとお友達らしき人が話してる!


この状況あたしどうしましょう!?