その先輩に着いていき、1組の教室まで連れてってもらった。
「君さ、同中出身の友達とかいないわけ?」
「あ、いないっス」
「ふ~ん…友達紹介してあげよっか!いや、お節介かな?」
「そんなことないですよ」
「そっか」
お節介気質はあるな。
でも、面倒見がいい…そんな人。
「琥珀~!」
「声デカイんだよ、バカ!」
「うるさいわね。この子も1組だから、アンタ達仲良くしてあげて?」
「わかったよ、お節介」
「黙って教室入りなさい!…じゃあねっ」
「あ、ありがとうございました…」
すぐにいなくなってしまった先輩。
あの明るさがなくなった途端、一気に寂しくなる。
で、目の前にいるのは茶髪にピアスとゆうチャラい男の子。
コイツが先輩の彼氏か?