絶対にあたしを1人で置いていかない
聖也の優しいところが
嬉しかった。
そーゆーとこを
あたしは利用してんだけど。
毎朝こーやって利用してんだけど。
…聖也は気づいてないよね。
「おぃコラ。さっさと乗れよ。」
…ひぃ!コワっ。きれてるし。
これ、聖也
利用されてるなんて知ったら
あたし、確実殺されるね。
…うん。
気づいてなくていいや。
若干、キレテル聖也に
ひびりながら
あたしは自転車の後ろにまたがった。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…