その夜、私は、憂の言ってたことを
ふと思い出した…
夢は自分の願望…か…
じゃぁ、願ってみようかな。
「歴史上の人物に
会ってみたいです。仲良くなりたいです。」


私は…眠りについた。



~赤色の君~

ここは…どこ?

ん~…
風景的に江戸の町…
えっ?!
てことは…叶ったの?
でも…まさか…ねぇ…









「夢雨歌~
どこにおる!!」

夢雨歌っ?!

「ここにいますよ。
もう!龍馬さんの目は節穴ですね。」

龍馬っ?!
龍馬ってあの、龍馬…?
坂本龍馬…


「おんしが
そげなとこに隠れちょるから
見つけられんだけじゃき。」

「いえいえ。
私は、こんなに簡単な場所に隠れてるんですよ。」

「そうですよ。龍馬さん!
姉さん、隠れるの下手ですね(笑)
お尻隠せてませんよ。
頭隠して尻隠さず。ですね!」

「えっ?!うそっ!!
お尻出てた?
じゃぁ、慎太郎くんは隠れるの上手なんだ~」

慎太郎?!
んじゃ、龍馬と私らしき人物が
かくれんぼをしてて…
そこに、あの中岡慎太郎が…?






まじですか!!(汗)







「中岡くん!
夢雨歌は隠れるの上手じゃよ。」

「はじまりましたよ…
龍馬さんのひいき(笑)」

「っなっ!!
ひ、ひいきなんぞしとらん!」

といいながら、顔を赤く染める龍馬…



なんだ、この関係は…?
龍馬と私は、付き合ってるの?
いやいやいや、そんな訳ないか…



えぇ~なんじゃこれ…