きゃぁぁ~

な、中岡、し、慎太郎にそんな言葉を。

あぁ、神様。
私は幸せ者です。




「と!とにかく!
しんどいときは、しんどいと言って、
無理をしないでください。
わかりましたか?」

「は、はぁーい!」

「ハッハッハ!
こりゃ、たまらん!
慎太郎、おまえが夢雨歌を
心配していたのはしっとる。
それは、夢雨歌だって
百も承知じゃろう。
そんなに、怒るな。
寿命が縮むぞ~」




龍馬~
あなたは、のんきです。
それでいて、
しっかり者だなんて、
お姉さんに感謝だね♪



「そうだ。
慎太、夢雨歌は
俺達の会合終了を待っていて
くれたんだ。
叱るより先に
お礼のほうが
おまえらしいぞ。」



と、以蔵は言う。








以蔵って…たまにいいこと言うよねぇ~
尊敬しちゃうよ。







「ね、姉さん…」

「ん~?」

「す、すいません!
あと、ありがとうございました!
これからは、
俺がもっともっと、
今以上に
姉さんのことに
気をつかい、
どこかいつもと様子が違うなら
俺がどんどん指摘していきます!
俺、まだまだ
姉さんのこと分かってませんでした…
頑張ります!」




な、なんか、
いまアッサリと
すごいこと言わなかった?!







――――――ピッピッピッピッ――――――





あ、アラームだ…
起きなきゃ…
また、あとでね。
みんな…





どんな、顔して
憂に会おうか。



はぁ~…



やだなぁ~