「どうか、今日も会えますように♪」
そして、私はすぐさま布団へもぐった…
~藍色の君~
あ…まただ…
江戸の風景にも慣れてきた。
私が今いるのも、前と同じ。
じゃぁ…今度の夢も龍馬かな?
だとしても…幸せだな♪
「先生っ!先生っ!」
「騒がしいっ!以蔵…そんなに急いでどうした。」
「夢雨歌が…干菓子を買いに行って帰ってこないんです!!」
「なんだって?!
どこの干菓子屋だ?」
「それが…バカなことに行き付けの場所なんです。」
「なぜ、行き付けの場所で迷う?」
「夢雨歌…さらわれたんじゃ…」
「龍馬っ!何を言う!!
夢雨歌は、そんなやつらに、捕まるほど、
弱い女じゃない…」
う~ん…いっぱい出てきたよ…
以蔵ってことは…岡田以蔵で。
以蔵の先生ってことは…
武市半平太?!
それで…あの顔は…
龍馬だ!