少人数につくと、まだみんな集まっていなかった。

私は窓から運動場を眺めた。

「もう。帰っちゃったかな・・・・せめて帰るところだけ見たかったな・・・・」

「早く教室入ってー」

副会長の呼びかけで私は教室に入った。

「ぁーだるいなぁー・・・・」

教室に入ると。扇風機の風で髪の毛が乱れた。

「扇風機強すぎだから笑」

苦笑いで扇風機を弱にしようとした。

「あれー?これどーやるの?」

「どうしたの?」

目の前にいた同じクラスの女の子が話しかけてきた。

「これどーやるのかなぁー・・・」

「ぁーこれはここだよ」

「ありがとう」

私はお礼を言って自分の席に着こうとした時だった。