あの約束を交わしてから、時は過ぎ夏休みがあけた。 どういうことか、学校に行くと私たちのことが学校中に知れ渡っていた。 「昨日は疲れたな・・・」 「お疲れだねー真綾」 真紀と唯と昇降口でそんな話をしながら下駄箱をあけた。 「!!!」 中には、『悠貴に近づくな!』と上履に書かれていた。