「本当はさぁ・・・真綾にこの星空を見せたかったんだ・・・」



「・・・・・・」



「祭りは・・・これの口実で・・・」



「いいよ。そんなのうれしいから」



「真綾。今日は一緒に星を見てくれてありがとう」



「俺、今日のこと一生忘れない」



洸は今までに見たことが無いような笑顔を見せて言った。



その笑顔を私は一生忘れない。