突然、近くの空から大きな音が聞こえた。 「花火・・・」 「キレー・・・・」 周りにいる人たちも、空を見上げている。 「真綾」 花火を見ていると、悠貴に呼ばれた。 「何―・・・」 振り向いた時、口を何かでふさがれた。