は?

あんたが暇なのなんか俺に関係無くね?


こいつもしかして、親の病院の精神病院からぬけだしてきたのか?


……その可能性が高いな。


「おい。君は「そーだ!!私、暇だから毎日会いにきてよ!!」」


俺の言葉に合わさるように女の子の生き生きとした声がした。


………こいつ頭がおかしいのか?


いきなり毎日来いだと??


これだから最近の女は。


俺はストンっとその場に正座した。


女の子は首をかしげている。


「ちょっと座りなさい」


俺は自分の前を指差して言った。


女の子は意外にも素直に正座した。


俺は一つ小さくため息をついて言った。


「いいか?会ったばっかりの見知らぬ男に、そんなことを言うもんじゃない。俺じゃなければとっくにお持ち帰りだぞ?」


ポカーンと口を開けていた女の子は、言っている意味を理解したらしくケラケラ笑った。