「彩の後に出すのは恥ずかしいけどこれ」 あたしも自分で作ったお菓子をだした 「スウィートポテト?」 「うん」 雅也の言葉に頷く 「でも、色が…」 紘が気味が悪いように言うからちょっとムッとしたけど、しょうがないと思う 「紫…」 彩が食べたくない感じに言う 確かに色は悪い 「でも、味は大丈夫だと思うんだけど…」 あたしの言葉に紘が恐る恐る一口食べる