とりあえず、ハロウィンということで、みんなでお菓子を持ってきた



「じゃーん‼︎あたしのはカボチャのクッキー」



彩が持ってきたのはカボチャの形をした可愛いクッキー


「おー、すげー、手作り?」



雅也が一番に反応して、ちょっと、彩対して失礼な顔をしている



「なんて顔してるの!?ちゃんと味見もしたから大丈夫ですー」



彩の反論に対してえーって顔を雅也がしてなかなか食べないからあたしが一番にいただいた



「んー、相変わらずおいしー♡」



そう、彩は不器用そうだけど、お菓子作りがめちゃくちゃ上手い




よく、作って持ってきてもらってるから、彩のお菓子ならすぐに手を伸ばしてしまう




ぱくっ



あたしの隣で紘もクッキーを食べた




「おっ、うまい」



「でしょでしょー、今回は自信作‼︎」




あたし達2人の感想を聞いて、自慢気に言う彩




「マジかよ?」



疑いならがクッキーを食べ始めた雅也



どんどん顔色が変わって



「なにこれ、ちょーうまいじゃん‼︎」



すごく、笑顔になった




「だから、最初から言ったじゃん」



彩の言葉でみんな笑った