「おーい‼︎」




車の窓が開き、雅也が顔をだす



顔をみたらますます笑えてくる




3人で笑っていると



「なんなんだよ…」



と、拗ねたように雅也が言うので、彩がからかって



「そんなに拗ねないで、雅也お坊っちゃま」



笑いながらそんなことを言った



それを聞いて、あたしも紘も爆笑




「はぁー、とにかく、乗れよ」



雅也はあたし達に言った



なんとか、笑いを抑えて



「なんで?紘の家、ここから近いよ?」



と、聞くと



「衣装とか荷物が多いんだよ」



と、答えてくれた




そっか、今日は仮装するんだ