「そういえば、亜依。あたし達中学生だけでキャンプしていいの? 危なくない?」


「ナイス質問! それなんだけど、佑希に頼みたいことがあるんだ♪」


テンション高めに言う亜依ちゃん。

そのテンションについていけずに呆然と亜依ちゃんを見る佑希。


よし! ここは俺が…


「それって佑希にしか出来ない願いなの?」


俺の急な質問に考え込む亜依ちゃん。


というか、思い出しているって感じだった。