「萌えぇぇえぇええ~~~っ」


――ブハッ。





叫んだ俺は、
鼻血を発射させてぶっ倒れた。



今視界に映るのは
しょーたの部屋の白い天井。


しかし、思い浮かぶのは
さっきまで読んでいたマンガのワンシーン。





『ずっと、おまえのことが好きだった。だけど『うっせー。それだけで十分だ!!』




そう言って泣きながら抱き合う2人の姿が、頭から離れない。