悠。


おまえは自分では気づいていないだろうけど。

おまえのくれる言葉は、
オレをいつも支えてくれるんだ。





「学校、行くか……」




時計は12時少し前を指している。

本当はもう少し休んでいたいけど、
それよりも、悠に会いたい気持ちが強いから。





「あぁ~、、好きなんだなぁ…」



そんな独り言を大きな声で言い、
オレは着たまま寝てしまった制服を軽く整えてベッドを出た。