いいこと思いついちゃった♪


俺はしょーたに妄想を邪魔されたことにムカついていたが、
そこで神様から御告げをいただいた。


御告げ、それは、、、




――プルルルルッ、プルルルルッ、プルッ――



『もしもしゆう?
おまえが電話してくるなんて珍しいな。
なんだ?おにーちゃんに頼みごとか?』


「うん!大好きな兄貴にお願いがあるんだ♪」


「「「(ぐわっ!なんだあのエンジェルスマイルはっ!!!)」」」


「ちょ、悠?稜にゴホンゴホン……常磐先生に何を言うつもりだ?」




電話の相手が兄貴と知って、
しょーたは少し焦りをみせた。



――――ニヤリ。



『可愛いおまえの頼みなら、なんでも聞いてやるぞぉ。
ただお代はいただくがな(笑)』


「うん。大丈夫!
じゃあね、お願いってのは……」




俺はしょーたに背を向けて
わざと兄貴にだけ聞こえる大きさでそれを告げた。