「なぁ、悠!
そろそろ戻ってこい!!」


「うへ!?」




オレは悠を妄想世界から強制送還するために、
悠の頭を軽く、、、いや、思い切り殴った。


稜にぃに知られたら殺されそうだが……
まぁ、これ以外方法がなかったのだから仕方ないということにしておく。




「痛いなぁ~……
なんだよ、しょーたのくせに俺を殴るなんて、、、ブハッ――」


「!!?!?」




なんだなんだなんだぁ!?!?


なんでまた鼻血を、、(汗)




オレは珍しくトリップせずにおもむろにケータイを取り出した悠を
とりあえず黙って見守ることにした。