……はぁ、俺いつまでこのままなんだ?




「どなたか存じませんが、
本当に放してもらえませんか?」



俺、暗いの苦手だったりするし……。




「グヘッ!……ぅ」




いきなし腕引っ張られたから変な声出ちまった。



……あっ、明るくなった♪

よかったよかった、、、て、




「うわぁあ!!」



いきなり目の前に現れたイケメンfaceに俺は思わず叫んだ。




「んだよ、うるせーな」



そう言いながら耳を押さえる匡貴さん。



「か、顔が近すぎてししし失神しそうで……」



俺は本当に失神した。