「ふぅ~……すみません、改めましていいですか?」
「いいよ♪」
塁先輩は俺が血を拭き終わるまで静かに待っていてくれた。
ほんと、天使だわ。
「ゴホン……おはよーございます(ニコッ)」
「!!?!?」
俺は塁先輩にみんなに対して行っている挨拶をしてみた。
変なら直してもらおうと思ったのだ。
「塁先輩、どう直したらみんなちゃんと挨拶返してくれますか?」
俺はしょげていた。
頑張って笑顔で言っているのに、まともな返事が返ってこないのはやっぱり悲しいのだ。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…