「ユウ……タ、ン?」 なんだ、それ。 え、何?何のこと? 聞き慣れない単語に頭の中が?で溢れてるよ、俺。 「ぁ……大丈夫、悠くん?(ニコ)」 「はうっ――」 俺の中の?は一気に消え去り、胸きゅんで動悸がハンパない。 「危なかった……」 そんな言葉が呟かれたのを、そんな俺が知る由もなかった。