「いらっしゃいま‥せ…」





先生……





『よっ。なかなか繁盛してて忙しそうだな!』





「はい…」






なんで来たの?






「ご注文は‥。」




私は俯いたまま聞いた。






『じゃ、ウーロン茶とチーズケーキ。』





「かしこまりました‥少々お待ち下さいませ。」






「理子〜…先生が……」


私は理子に泣き付いて、先生を指さした。





「やったじゃん!ほら!注文聞いたなら、持っていきな!頑張って♪」





「緊張するよ…」




「大丈夫だから!」




理子に背中を押されて、先生のところにウーロン茶とチーズケーキを持っていった。