「本当は‥保健室で初めて藤沢さんに呼ばれた時から‥ウザイって‥言われてた……すれ違うたびにも……」






私は言い終わる前に声をだして泣いていた…





凄く‥辛くて…怖くて…


私だって好きなのに…




気持ちが抑えられなくて、初めてわめくように泣いた…







『水川…一人で抱え込んでいたのか…?どうして、いつものように俺のとこに聞きにこなかった…? 俺は藤沢とはキスはしていない。 一人で辛かったよな…気付いてあげれなくてごめんな…』





先生は目を真っ赤にして私を抱き締めた…





………先生。



私は先生を好きでいてもいいですか……?





この気持ちだけは誰にも譲れない…