‥フワフワして気持ちいい………





なんだか安心する‥





懐かしい匂い‥




私がずっと求めていた大好きな場所。







………夢?



夢なら覚めないで……









あれからどのくらい寝ていたのだろう‥






少しずつ目を開けていく





白い天井、
白いカーテン、
白いシーツ、
白い枕、
白い布団、




そして‥


横には、ジャージの上に着た白い白衣………





………先生?





久しぶりに近くに見る先生に私は涙を流した…





それに気付いた先生は、心配そうに優しく私に聞いた


『水川…?目が覚めたか?…どうした?気持ち悪い?』





私は、首を横に振った。





『なぁ…、何があった? 突然…保健室にもこなくなったし…メールも…』





先生は弱々しく私に聞いてきた。





「なんもない…」




私は、声を絞りだすように一言だけ言った。






『じゃぁ、何で泣いてる?言わないとわからないだろ?』







その言葉に、また涙が溢れでて小さな声で必死で伝えた…






「……あの日…藤沢さんが…先生の腕に…………抱きついたの……みた……」





先生は、少し考えて思い出して困った顔をして私を見た。






「その次の日…藤沢さんに………先生と………キス……したって…聞かされて……」