『さすがに、夏が終われば海は誰もいないな〜 俺ら貸し切り♪♪』
先生は子供のような無邪気な笑顔を私に向けた。
先生を独り占めしたい…
「あっ♪貝殻だ〜、カワイイ♪♪」
私は先生に見せた。
『子供だな(笑)』
「意地悪‥どーせ、子供だもん…」
『拗ねるなよ(笑)』
「拗ねてないもん‥」
『ったく‥お前は一緒にいて飽きないな。』
「……飽きない?」
『はしゃいでみたり、照れてみたり、拗ねてみたり‥飽きないよ。』
そう言って、優しく微笑む先生を見たら、拗ねていた自分を忘れて先生に見とれていた。
『…見すぎだから』
「………////。」
私たちは少し照れてから顔を見合せて笑った・・