「先生〜………」
あれ、またいない‥
私は、また先生の席に座った。
「はぁ〜、いいなぁ‥幸せそう…」
『何が、いいんだ?』
突然の声に思わず立ち上がった。
『お前は、いつも驚きすぎだって(笑)』
「先生が突然くるからじゃん!」
『お前が突然いるんだろ?ここは俺の部屋だ』
「部屋って(笑)」
『居心地いいからなぁ』
「私も、この場所居心地いいから好き♪」
『今日は、保健室が好きなんだな(笑)』
?????
『今学期は、いつもの言わないのか?』
「あ〜! 先生、大好き♪」
『単純だな(笑) 朝から2回も怒られてたし』
「あはっ☆」
『で?何が、いいなぁ〜なんだ?』
「…理子に彼氏ができて、手を繋いで帰ったりとか幸せそうでいいなぁ〜って…♪」
『お前は、今幸せじゃないの?』
「……。幸せ。」
『なら、いいじゃないか』
「先生は、幸せ?」
『あぁ、幸せだ。』
「そっか、先生が幸せなら私はもっと幸せだよ♪」
『なんだそれ(笑)』
先生が幸せなら、
私は、それだけで幸せだよ。
先生が、笑っているなら
私だって笑っていられるよ。
いつだって、私の幸せは先生だから‥