「こら!お前ら、遅いぞ。早く並べ。」
ヤバッ‥
体育館には殆んどの生徒が並んでいた。
私たちは、急いで自分たちのクラスに並んだ。
「お前ら、バカだな(笑)」
「あっ、拓真久しぶり☆」
「拓真、うるさいし。女の子にはいろいろ事情ってもんがあるの!ね〜!芽依♪♪」
「意味わかんねぇ〜」
3人で話していたら、
「おぃ!そこ、うるさいしぞ!!」
また、怒られた…
ふと、先生たちが並んでいるところを見ると
そこには、こっちを見てる平岡先生がいた。
そして、
口パクで
─ バ〜カ ─
と言って、一瞬微笑んで目を逸らした。
─…先生。