なんで、やめちゃうの?




一気に不安が襲ってきて、私は部屋で一人で泣いた。





暫くして、お風呂からあがった先生が部屋に入ってきて、私を見るなり慌ててた。



『芽依?!』





私は悲しくて言葉が詰まってでない‥




『どうした?……俺が、途中でやめたから?』




私は頷いた。






『ごめんね?でも嫌とかじゃないよ?むしろ、したい。』






「…じゃ………どう…して……」





私は泣きながら聞いた。





『下には、お父さんとお母さんがいるから‥マズイだろ?』





先生はそう言って、私の頭を撫でてくれた。






そして、

『そんな顔されると、理性がとびそうなんですけど……』

と小さな声で言ってきた。





「クスクス‥(笑)」





『笑うな////。マジで襲うぞ‥』





「うん‥」






私たちは、親に聞こえないように声を抑えてまた一つになった。